2019年4月1日をもって、サステイナビリティ学連携研究機構は、東京大学未来ビジョン研究センターに組織統合しました。本アーカイブサイトはリンク等が正常に機能しない場合があります。最新の活動状況は、IFIウェブサイトをご覧ください。
2019年2月21日(木)
開催日 | 2019年3月26日(火)16:00 - 20:00 |
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会場 | 浜離宮朝日ホール 小ホール(東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞東京本社) |
主催 | 朝日新聞社 |
共催 | 東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S) |
3月26日、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)は朝日新聞社との共催で「動き出すパリ協定、選ばれる企業」をテーマにシンポジウムを開催します。温室効果ガスの排出を今世紀後半に「実質ゼロ」にすることを目指すパリ協定がいよいよ本格的に動き出します。昨年12月にポーランドで開かれた国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)で、2020年以降にパリ協定を実施するための運用ルールが決まりました。世界で「脱炭素」の動きが加速し、持続可能な社会の実現がますます重要課題となる中、投資家や消費者に選ばれる企業のあり方とは―。世界の動き、日本企業の最新動向の紹介もまじえ、専門家や企業の担当者とともに考えます。
参加をご希望の方は、朝日新聞社の応募サイトからお申し込みください。応募は1人1回とさせていただき、複数の応募があった場合は無効とします。特にメールアドレスの打ち間違いにご注意ください。当選者には3月15日(金)をめどに、メールで受講票をお送りします。応募締め切りは13日です。
本イベントは参加無料です。
※プログラムは変更される可能性があります。
16:00~16:50 | 第1部「新たな局面を迎える気候変動問題とエネルギー転換」
主催者挨拶: 講演: |
16:50~17:20 | 第2部 特別講演「動き出す日本のビジネス」
・小山勝弘 大和ハウス工業 技術本部 環境部長 |
17:20~17:35 | 休憩 |
17:35~20:00 |
第3部 パネル討論「「変化の時代に”選ばれる”企業とは?」
パネリスト: 司会: |
高村ゆかり(たかむらゆかり)
東京大学サステイナビリティ学連携研究機構教授。島根県生まれ。専門は国際法・環境法。京都大学法学部卒業。一橋大学大学院法学研究科博士課程単位修得退学。静岡大学助教授、龍谷大学教授、名古屋大学大学院教授などを経て現職。国際環境条約に関わる法的問題、気候変動に関する法政策などを研究対象とする。日本学術会議会員、再生可能エネルギー固定価格買取制度調達価格等算定委員会委員、中央環境審議会委員などを務める。パリ協定の長期低排出戦略を作成するパリ協定長期成長戦略懇談会、アジア開発銀行の気候変動と持続可能な発展に関する諮問グループの委員なども務める。
肱岡靖明(ひじおかやすあき)
2001年3月 東京大学大学院工学系研究科博士課程(都市工学専攻)を修了。博士(工学)。2001年4月(独)国立環境研究所 社会環境システム研究領域 環境計画研究室研究員、2016年4月より東京大学大学院 新領域創成科学研究科 環境システム学専攻 客員教授併任。現在(国)国立環境研究所気候変動適応センター 副センター長。IPCC第二作業部会第五次評価報告書第24章(アジア)の統括執筆責任者。IPCC 1.5℃特別報告書第3章代表執筆者。
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黒﨑美穂(くろさきみほ)
ブルームバーグNEF、日本・韓国市場分析部門長。2015年より電力・ガス市場シニアアナリストを務める。同社を代表して外務省の気候変動専門家会合、及び環境省の環境情報開示システム検討委員会の委員として参加。2009年よりESG(環境、社会、ガバナンス)アナリストとしてブルームバーグでのESG立ち上げと普及に従事。2007年よりロンドンのTrucost社にて環境リサーチアナリストを務め、現在に至る。慶應義塾大学経済学部卒。Imperial College London環境ビジネス修士号取得。
小山勝弘(こやまかつひろ)
1970年滋賀県生まれ、92年京都大学工学部精密工学科卒、同年大和ハウス工業入社。入社後、夜間大学で建築を学び、「大和ハウス大阪ビル」「石橋信夫記念館」など、大型建築プロジェクトの設計・デザインを担当。05年に竣工した「大和ハウス東北工場管理棟」では、ゼロエミッションの提唱者;グンター・パウリ氏と協働し、ありづかの仕組みを取り入れた自然共生型オフィスを開発。これをきっかけに自ら志願し、06年に環境部へ異動。大和ハウスグループの環境マネジメントを統括する同部門にて、環境経営戦略の立案、温暖化対策の推進等を担当。15年から現職。一級建築士、CASBEE評価員。
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八矢舞子(はちやまいこ)
東京大学法学部卒業、2002年4月株式会社日本政策投資銀行入行、情報通信部、北陸支店、審査部を経て、2010年6月より現職。
【専門】企業の環境経営・サステナビリティ経営に係る評価
【著書・レポート】「責任ある金融」(きんざい) ※第二章担当、「ESG投資の現状と企業の評価について」(環境管理 2018年2月号)、「持続可能な社会形成へ重要な金融の役割」(金融ジャーナル 2019年1月号)
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髙橋則広(たかはしのりひろ)
東京大学法学部卒業、1980年、農林中央金庫入庫、長崎支店長、企画管理部副部長、債券投資部長、開発投資部長、常務理事、専務理事などを経て、2015年6月―2016年3月JA三井リース(株)代表取締役兼社長執行役員、2016年4月より年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)理事長
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藤村武宏(ふじむらたけひろ)
1991年4月~1996年6月 三菱商事株式会社法務部、1996年7月~1998年1月 米国研修、コロンビア大学法律大学院LLM取得、2001年12月~2006年9月 米国三菱商事法務部、2006年10月~2011年1月法務部エネルギー事業チームリーダー、2011年2月~2012年3月 経営企画部、2012年4月~2013年3月 監査役室、2013年4月~2016年3月 経営企画部、2016年4月~2016年9月 環境・CSR推進部長、2016年10月よりサステナビリティ推進部長
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参考情報:三菱商事 ESG情報
※TDFDに関する弊社取組み詳細は、「ESGデータブック2018」内の「気候変動」セクション(P26~)および「統合報告書2018」(P72)において1ページに纏めて開示。
越川志穂(こしかわしほ)
安田火災海上保険(現・損保ジャパン日本興亜)入社。入社以降、東京および米国にて顧客企業の国内外賠償事案における保険金サービスの業務に従事し、その後は再保険部門にてグローバル市場での保険引受スキーム構築などに携わる。2016年4月、ロンドンに駐在し、営業統括、英国子会社のマネジメント、組織統合に関わる。2018年10月よりCSR室長に就任し、社内外と連携しサステナブルな社会を目指した取組みを推進している。
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三宅香(みやけかおり)
イオン執行役 環境・社会貢献・PR・IR担当。1991年、ジャスコ株式会社(現イオン株式会社)入社。国際事業、財務、ブランディング部長、クレアーズ日本株式会社社長、イオンリテール株式会社執行役員、広報部長兼お客さまサービス部長などを経て、2017年から現職。
柳田康一(やなぎたこういち)
1985年花王株式会社に入社、加工・プロセス開発研究所室長、包装容器開発研究所室長、環境・安全推進本部部長、サステナビリティ推進部長を経て2018年より現職。プラント設計、容器設計、ユニバーサルデザイン、レスポンシブルケアなどに従事。
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高橋和範(たかはしかずのり)
(株)日立製作所サステナビリティ推進本部副本部長。北海道生まれ。1987年北海道大学大学院工学研究科修了、同年(株)日立製作所入社。研究所にてシステム・制御の研究開発に従事。2009年同社の本社(グループコーポレート部門)に異動。日立グループ全体に対する環境・CSR戦略、そしてSDGs・ESG投資対応などのサステナビリティ戦略の立案・推進を担当。現在に至る。
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参考情報:日立サステナビリティレポート2018 | 日立統合報告書2018 | 日立SDGsレポート
石井徹(いしいとおる)
東京都出身。広告会社でのコピーライターを経て、1985年朝日新聞に入社。成田支局員、社会部員、青森総局長などを歴任。97年の国連地球温暖化防止京都会議(COP3)以降、国内外の環境・エネルギー問題を中心に取材している。2007年から現職。