サステイナビリティ(持続可能性)の実現は、21世紀の地球環境と人類社会の存続に関わる重要な課題です。この課題に果敢に挑戦しようとする俯瞰的で超学的な学術体系が、サステイナビリティ・サイエンス(サステイナビリティ学)です。
サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)は、これまで科学技術振興調整費戦略的研究拠点育成プログラムにより、この分野をリードする日本の大学・研究機関の強固なネットワークを形成し、地球・社会・人間の各システムと、それらシステム相互間に破綻をもたらしつつある現象の解明と問題の解決を目指して活動を行ってきました。
IR3Sのプログラム育成期間終了に伴い、これまでの研究教育・普及啓発活動をさらに発展させるとともに、政府・自治体・企業・NPO等との連携を強化し、技術革新と社会変革に向けた実践活動の展開を図るため、一般社団法人サステイナビリティ・サイエンス・コンソーシアム(Sustainability Science Consortium)(略称SSC)を設立しました。
SSCは、サステイナビリティ・サイエンスの視点に立脚した研究教育の推進を通じての新しい人材育成を先導するとともに、広く市民社会にネットワークを広げ、持続可能な社会形成のための啓発普及活動を行うとともに、政府・自治体・企業・NPO等と協働で、サステイナビリティの実現に向けた実践活動を展開することを目的としています。
詳細はSSCウェブサイトをご覧ください。