2019年4月1日をもって、サステイナビリティ学連携研究機構は、東京大学未来ビジョン研究センターに組織統合しました。本アーカイブサイトはリンク等が正常に機能しない場合があります。最新の活動状況は、IFIウェブサイトをご覧ください。
人々の暮らしや生物多様性を守るためには、原生的な自然に限らず、農地や二次林など、人が関わることによって形成・維持されている二次的な自然環境を守っていくことも重要です。失われつつある二次的自然環境を改めて見直し、持続可能な形で保全・利用していくためにはどうすべきかを考え、取り組んでいる団体は世界中に数多く存在しています。SATOYAMAイニシアティブ国際パートナーシップ(以下IPSI)は、この取り組みを国際的な協力のもとで進めるために、2010年10月に愛知県名古屋市で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)において創設されました。
IPSIは世界中の政府、NGO、コミュニティ団体、学術研究機関、国際機関などの様々な団体から構成され(2012年03月現在、117団体)、情報共有や意見交換といった多種多様な活動の場を提供しています。IPSIの活動を通して人々が専門的知識を共有し、互いに影響を受け、助け合い、効果的な取り組みを行うことを支援しています。
*研究代表者