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地球規模の気候・生態系変動は、地域スケールでさまざまな影響を及ぼしつつあるが、資源管理の基盤が脆弱なアフリカの途上国では、特に、この問題に対する有効で実施可能な対策へのニーズが極めて高い。本研究は、脆弱なガーナ北部半乾燥地域を対象に、(1)気候・生態系変動が農業生態系にもたらす影響の予測評価、(2)異常気象のリスク評価と水資源管理手法の開発・適用、それらを踏まえた(3)地域住民や技術者の能力開発を推進するプログラムの形成・実施、の3点を中核とする実践研究を行う。このプログラムを通して、ダメージを受けた生態系の回復を目指す統合的レジリエンス(回復能力)強化戦略の構築を図り、「ガーナモデル」としてアフリカ半乾燥地域全般への応用を目指す。
*研究代表者