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太陽光発電システムは、将来に向けた再生可能エネルギーの導入と、それによる低炭素化の推進にあたり、大きく期待されているエネルギーソースである。市街地・住宅地における、建物や家屋の屋根への設置や、さまざまな空地を利用したメガソーラーの建設など、固定価格買取制度の導入によって太陽光システムの設置が加速していることはご承知のとおりである。
本研究では、これまであまり手の付いていなかった農村地域への太陽光システム導入の可能性を探っている。具体的には、新潟の亀田郷土地改良区殿と協力して、これまで利用されていなかった用水路法面への設置可能性を検討している。小規模試験機を設置し、発電状況はもとより雑草育成への影響や、関連ステイクホルダーへのヒアリングなどを行い、発電以外の付加価値創生の可能性と、導入プロセスの在り方を検討している。
*研究代表者