2019年4月1日をもって、サステイナビリティ学連携研究機構は、東京大学未来ビジョン研究センターに組織統合しました。本アーカイブサイトはリンク等が正常に機能しない場合があります。最新の活動状況は、IFIウェブサイトをご覧ください。
農文化システムに期待されているレジリエンス機能に着目しつつ、世界農業遺産(GIAHS)に関するFAO等の先行研究、中国や韓国の先行事例等を踏まえた農文化システムの特性評価及び地域でのケーススタディーに基づき、日本における独創的な農文化システムを定義するとともに、以下の研究を行う。
1. 評価の枠組みの開発
独創的な農文化システムがレジリエンス機能を発揮しつつ維持されるよう特性分類を踏まえた評価対象、評価主体、評価手続き、評価期間等を開発する。
2. 評価項目の開発
FAOによるGIAHSの認定基準(農業生産、生物多様性、伝統的知識・技術の継承、文化、景観等)に、レジリエンス、地域の主体性、トータルな6次産業化を加味する。
3. 評価手法の開発 定量評価、定性評価、重み付け、総合評価等を開発する。
*研究代表者