2016年11月11日(金)
持続可能な開発目標（SDGs）推進円卓会議第2回会合が開催されました
2016年11月11日、外務省にて、持続可能な開発目標（SDGs）推進円卓会議の第2回会合が開催されました。今回は14名の円卓会議構成員のうち12名が出席し、政府側関係者とともにSDGs実施指針案や具体的施策について意見を交わしました。東京大学IR3Sならびにフューチャー・アースからも、前回同様、科学コミュニティ代表として春日文子客員教授（国立研究開発法人国立環境研究所特任フェロー）が、SDGs専門家として蟹江憲史客員教授（慶応義塾大学大学院教授）が出席しました。
各委員から、
- 多様なステークホルダーと共に問題解決に取組むため、関係者がオーナーシップを感じられるビジョン、定期的な対話の場、広報の司令塔が必要
- 効果的なフォローアップ体制の構築とモニタリング指標の設定が不可欠
- 活動の透明性と全員参加の確保のため、エビデンスに基づく評価および説明が重要
- 現状８つの柱にまとめられた課題を横断的に融合し、省庁の壁を超える統合的な実施体制によりSDGs推進において世界でリーダーシップを発揮すべき
- 幅広いステークホルダーが協力してSDGsに関する公開行事を開催してはどうか
など、SDGs推進に資するコメントが多数よせられました。円卓会議の開催は今回が最後、今後は、今回会合や10月19日～11月１日に実施されたパブリックコメントの意見も踏まえ、関係者との意見交換を続けながら、具体的な施策実施に向けてSDGs実施指針の策定がすすめられます。
参考情報：