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2016年9月29日(木)
2016年9月12日(月)外務省にて、持続可能な開発目標(SDGs)推進円卓会議の第1回会合が開催されました。
今後15年に世界がともに目指す社会像をまとめた国連の持続可能な開発目標(SDGs)。
日本の実施指針の策定には様々なステークホルダーの参加が必要との認識から、NGO、NPO、有識者、民間セクター、国際機関、各種団体より14名の円卓会議構成員が選ばれ、東京大学IR3Sならびにフューチャー・アースからも、科学コミュニティ代表として春日文子客員教授(国立研究開発法人国立環境研究所特任フェロー)が、SDGs専門家として蟹江憲史客員教授(慶応義塾大学大学院教授)が出席しました。
首相官邸のホームページに以下の資料が掲載されています。
円卓会議では、フューチャー・アースをはじめとする科学コミュニティがSDGsに貢献することの重要性や日本ならではの先進的な貢献をアピールする必要性、特に20代の構成員から未来世代や女性をまきこむ行動転換の取組みの重要性が指摘されたほか、経団連からSDGsを企業戦略に組み込んだ企業行動憲章が提案されるなど、活発な意見交換が行われました。
産業、市民、学それぞれ4名、国際機関2名の専門家に加えて、外務省地球規模課題審議官と関係18府省庁の課長級が一堂に会した今回の会合の結果をふまえて、実施指針の策定がすすめられます。
第2回会合の開催も検討されており、議論の行方が注目されます。