2019年4月1日をもって、サステイナビリティ学連携研究機構は、東京大学未来ビジョン研究センターに組織統合しました。本アーカイブサイトはリンク等が正常に機能しない場合があります。最新の活動状況は、IFIウェブサイトをご覧ください。
2017年2月2日(木)
開催日 | 2017年3月12日(日) 13:30 - 17:30 |
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会場 | 国連大学 |
主催 | 国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S) |
東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)と国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)は、3月12日、国際シンポジウム「生物多様性とサステイナビリティ:人と自然を結ぶ」を開催します。自然共生社会の実現、持続可能な開発目標(SDGs)の達成、およびサステイナビリティ・サイエンスの推進に貢献することを目的に開催する本シンポジウムでは、国内外の専門家が集まり、生態系サービスの価値評価をはじめとする、社会生態系システムの統合について議論します。
当機構からは、武内和彦機構長が基調講演を行うとともに、春日文子客員教授がパネルディスカッションに登壇します。
なお、本イベントは日本語と英語による同時通訳があります。
地球上の健全な生物多様性の存在は、さまざまな自然の恵み(生態系サービス)の提供を通じて、人間の豊かな暮らしを支えています。2015年9月、SDGsが国連で採択されましたが、生物多様性や生態系の保全は、食料や水の供給、健康増進、衛生改善、気候や災害の緩和、生計の手段やコミュニティーの連携機会の確保など、すべてのSDGsの達成に貢献しています。
ところが現在、地球規模の人口および経済活動の増大等により、世界各地で生物多様性が急速に失われています。このままの状態が続けば、将来的に人類は十分な生態系サービスを享受できなくなるおそれがあり、社会の脆弱(ぜいじゃく)性が増大し、SDGsの達成も困難になると考えられます。また、自然は恵みでもあると同時に脅威でもあることから、自然災害に対するレジリエンスの高い社会を構築していくことも重要です。
プログラムの詳細、お申込みにつきましては、UNU-IASのウェブサイトをご参照ください。