2019年4月1日をもって、サステイナビリティ学連携研究機構は、東京大学未来ビジョン研究センターに組織統合しました。本アーカイブサイトはリンク等が正常に機能しない場合があります。最新の活動状況は、IFIウェブサイトをご覧ください。
2015年2月4日(水)
開催日 | 2015年3月3日 |
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会場 | 国連大学 ウ・タント国際会議場 |
主催 | 東京大学国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構国連大学サステイナビリティ高等研究所 |
共催 | 農林水産省農林水産政策研究所(一財)農村開発企画委員会、九州大学島根大学疾病予知予防プロジェクトセンター |
日本国内には、農業の近代化が進む一方で、伝統的な農業・農法、農村文化、生物多様性、農村景観等が一体となった、いわゆる「農文化システム」が継承されている地域がたくさんあります。その意味で、「農業大国」ではありませんが、「農文化大国」といえます。農文化システムが継承されている地域の一部は、国連食糧農業機関(FAO)によって「世界農業遺産」にも認定されています。
国連大学と東京大学では、農林水産省の委託を受け、2012年度から3年間、この「農文化システム」を総合的に評価する手法の研究に取り組んできました。その成果は、昨年10月の新たな「世界農業遺産」候補の選定にも活かされました。
この国際シンポジウム「農文化システムに関する国際シンポジウム:世界農業遺産の視点から考える」では、私たちの研究成果を報告するとともに、青柳正規 文化庁長官による基調講演をはじめ、日本・中国・韓国から専門家を招き、「農文化システム」について議論します。
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