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2014年1月29日(水)
開催日 | 2014年2月14日 |
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会場 | 国連大学エリザベス・ローズ国際会議場 |
主催 | 東京大学国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機(IR3S)
国際連合大学サステイナビリティ国際高等研究所 (UNU-IAS) 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 総合地球環境研究所(RIHN) |
本国際ワークショップは、「環境研究総合推進費・課題番号E-1101:アジア農村地域における伝統的生物生産方式を生かした気候・生態系変動に対するレジリエンス強化戦略の構築 (CECAR-ASIA)」の研究成果に基づくものです。
気候・生態系変動の影響に適応しながら農業の生産性を向上させる持続可能な農業生産(生物生産)は、気候変動適応策と生物多様性の保全策にとって重要な課題です。本研究プロジェクトでは、これまでアジアの農業に対する気候・生態系変動と、社会経済の影響・脆弱性を、計量・統計モデルや農村調査等を通じて定量的・定性的に評価し、商業的大規模生産方式と伝統的生産方式の双方のメリットを有機的に活用することで、社会のレジリエンス(回復力)を強化する戦略の案を提示し、アジア農村地域の持続可能な発展に寄与することを目的に研究を進めてきました。本国際ワークショップでは、これらの研究成果の発表とその統合化、さらにはそれらの社会実装のあり方について議論します。
お問合せ先:cecar-asia@ir3s.u-tokyo.ac.jp
参加申し込み:2/10(月)までにこちらの申込フォームよりご登録ください。なお、定員に達した場合は期限前に締め切らせていただきます。
13:00-13:10 | 開会挨拶 武内 和彦 国連大学 上級副学長、東京大学国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構機構長 |
13:10-13:40 | Keynote1 モザイク的土地利用とハイブリット農業の形成:東南アジアからの教訓 河野 泰之 京都大学東南アジア研究所 教授 |
13:40-14:10 | Keynote2 多様性と社会イノベーション:持続性の鍵は制度である 松岡 俊二 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科 教授 . |
14:10-14:30 | Presentation 生物生産システムの気候・生態系変動への適応に関する研究 松田 浩敬 東京大学国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構 特任准教授 |
14:30-14:50 | レジリエンス強化のための伝統と近代的農業システムの適応 Dr. Srikantha Herath 国連大学 シニアアカデミックオフィサー |
14:50-15:10 | インドネシア、グヌンキドゥルにおける小農の生業戦略とレジリアンス 内藤 大輔 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 総合地球環境研究所 特任助教 |
15:10-15:30 | 休 憩 |
15:30-15:50 | TBC Prof. Mai Trong Nhuan ベトナム国家大学 教授 |
15:50-16:10 | インドネシア、ジョグジャカルタの異なった環境下での気候変動に対する農家の適応 Prof. Irham ガジャマダ大学 教授 |
16:10-16:30 | デドゥルオヤにおける現在と将来のコメ生産のための水資源 Prof. S. B. Weerakoon ペラデニア大学 教授 |
16:30-17:20 | パネルディスカッション モデレーター:武内 和彦パネリスト:鴨下 顕彦 東京大学アジア生物資源環境研究センター 准教授Dr.Srikantha Herath内藤 大輔Prof. Mai Trong Nhuan Prof. IrhamProf. S. B. Weerakoon |
17:20-17:30 | 閉会挨拶 Prof. Mai Trong Nhuan |
司会:齊藤 修 国連大学サステイナビリティ高等研究所アカデミックプログラムオフィサー
本研究は、環境省・環境研究総合推進費(E-1101)「 アジア農村地域における伝統的生物生産方式を生かした気候・生態系変動に対するレジリエンス強化戦略の構築」により実施された。