サステイナビリティ学連携研究機構 客員教授
昭和シェル石油株式会社 エネルギーソリューション事業本部 担当部長
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サステイナビリティ学連携研究機構 客員教授
昭和シェル石油株式会社 エネルギーソリューション事業本部 担当部長
1976年3月 東北大学工学部金属工学科卒業、1978年3月 東北大学大学院工学研究科金属工学専攻修士課程修了、1995年2月 工学博士(東京工業大学、電気電子工学専攻)
1978年4月 昭和石油(株)入社、同年5月 昭和四日市石油(株)四日市製油所出向、1985年1月 昭和シェル石油(株)勤務(昭和石油とシェル石油の合併による)、1985年10月-1988年2月 太陽電池システム開発に従事、1988年2月-1991年3月 米国ARCO Solar社(1991年からSiemens Solar Industries社)のCIS R&Dグループ客員研究員、1991年-1995年 東京工業大学大学院理工学研究科研究生、昭和シェル石油内でのCIS系薄膜太陽電池技術のinitiatorであり、1993年度開始のNEDOニューサンシャイン計画への参画以来2015年度まで、NEDO太陽光発電R&Dプロジェクトの研究統括責任者。CIS系薄膜太陽電池技術の高効率化・大面積化・製造技術開発、リサイクル処理技術開発に従事。開発技術をソーラーフロンティア(株)の生産基盤技術として移転。2006年以降、太陽光発電ビジネスに広範に関係する業務を担当。
2007年2月より、東京大学客員教授(サステイナビリティ学連携研究機構、IR3S)。随時、東京工業大学大学院理工学研究科・山口大学大学院理工学研究科・宮崎大学大学院工学研究科・横浜国立大学理工学部 非常勤講師。IEC TC82/WG2国内委員、IEA PVPS Task12国内委員、日本学術振興会第175委員会「次世代の太陽光発電システム」運営委員、JSTさきがけ 領域アドバイザー、JST ALCA(先端的低炭素化技術開発)分科会委員、JAXA「宇宙用太陽電池の耐放射線性強化技術に関する検討委員会」委員、神奈川R&D推進協議会委員、九州ソーラーネットワーク(SONEQ)(2017年より九州環境エネルギー産業推進機構(K-RIP))役員会メンバー。
専門分野は、太陽電池技術、特に薄膜太陽電池技術、太陽電池製品から始まる有価物回収・適正リサイクル処理技術。太陽光発電技術を使った地球温暖化問題解決に取り組んでいる。
『Thin-Film Solar Cells Next Generation Photovoltaics and Its Application』(Y. Hamakawa 編著、2004年、Springler、担当第11章11.2節 Fabrication Technologies of Large-area CIGS-based Modules)、『太陽電池の基礎と応用』(小長井誠、山口真史、近藤道雄編著、日本学術振興会次世代の太陽光発電システム第175委員会 (監修)、2010年、培風館、担当第II部太陽電池の基礎と応用、第5章化合物系薄膜太陽電池、5.3節CIS系光吸収層の製膜法、5.3.2セレン化法および硫化法、5.5節大面積モジュール製造技術、5.5.2CIS系薄膜太陽電池のパッケージング技術、5.6節CIS系薄膜太陽電池モジュールの発電特性)、『太陽電池技術ハンドブック』(小長井誠・植田譲共編、2013年、オーム社、担当I編太陽電池の基礎、6章CIGS(カルコパイライト)太陽電池、6.3.2 CIS系光吸収層の製膜技術としてのセレン化法、6.5CIS系薄膜太陽電池のパッケージング技術、II編太陽電池研究開発の進展、16章 CIS系光吸収層、17章Cdフリーバッファ層を用いたCIS系薄膜太陽電池、III編太陽電池モジュールならびに関連技術、2章太陽電池モジュールにおける各種部材、2.6 フレーム、2.6.2 フレーム形状)など、他に共著書多数
太陽光発電国際会議における最優秀論文賞受賞4回(1996、2003、2004、2005)、最優秀ポスター賞受賞1回(2003)、日本学術振興会第175委員会主催シンポジウムにおけるイノベイティブPV賞受賞2回(2006、2011)、第54回電気科学技術奨励賞(オーム技術賞、2006)受賞、第2回ものづくり日本大賞優秀賞受賞(代表、2007)、PVSEC特別賞受賞(昭和シェル石油、ソーラーフロンティアとの共同受賞、2011)、第30回櫻井健二郎氏記念賞受賞(2014)、科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞(開発部門)(2017)