シンポジウム
公開シンポジウムは、おかげをもちまして終了いたしました。
講演に関する資料は、以下のプログラムからご覧いただけます。
エネルギー持続性フォーラム 第4回公開シンポジウム
国際シンポジウム
「ポスト京都議定書に向けた低炭素社会の構築」
開催日時:2009年10月28日(水)13:00~17:30
会場:国際連合大学 ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
(同時通訳あり)
趣旨
今年の12月に国連の場で、2012年以降の国際枠組み(いわゆる“ポスト京都議定書”)の合意に向けて「COP15(国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議)」がコペンハーゲンで開催されます。次期枠組みでは「衡平」かつ「実効性のある」内容であることが求められています。同時に、途上国を含む主要排出国が協調して参加することが前提となります。世界的景気後退からの脱却が最重要課題である経済状況下で、「温室効果ガスを半減させる」という高い目標に向かって国際的合意をどのように取るかが問われています。
本国際シンポジウム「ポスト京都議定書に向けた低炭素社会の構築」では、目指すべき「低炭素社会構築」に向けて各国がどのような対応が必要と考えているかを議論・提言することを目的とします。この目的に沿って日本、米国、欧州から専門家を招き、COP15に向けた各地域の温室効果ガスの削減目標と目標達成のための政策に対する考え方、さらには国際枠組みへの途上国の参加を進めるための方策に関する講演と、講演の内容に基づいたパネルディスカッションを行います。
概要
開催日 | 2009年10月28日(水)13:00~17:30 |
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会場 | 国際連合大学 ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区神宮前5-53-70) |
参加費 | 無料 |
定員 | 300名 ※定員となり次第申し込みを締め切らせていただきます。 |
主催 | 東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S) |
共催 | 国際連合大学 サステイナビリティと平和研究所 昭和シェル石油株式会社 |
お問い合わせ | 開催内容についてのご質問は下記メールアドレスにてお問い合わせ下さい。 E-mail : ir3s@simul.co.jp TEL : 03-3524-3133 |
プログラム
開会挨拶 | |
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13:00~13:05 | 武内 和彦 国際連合大学 副学長 東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)副機構長 |
講演 | |
13:05~13:35 | 「COP15(コペンハーゲン)に向けた温暖化交渉の課題と展望」 資料 [PDF/2.8MB] 高村ゆかり 龍谷大学法学部 教授(国際法・国際環境法) |
13:35~14:05 | 「Europe’s Search for a Low Carbon Future」 資料 [PDF/1.2MB] W. C. Ramsay フランス国際関係研究所 シニアフェロー |
14:05~14:35 | 「The European Commission's strategy on climate change: EU and International Developments」 資料 [PDF/0.3MB] G. Berends 駐日欧州委員会代表部 一等書記官 |
14:35~15:05 | 「気候変動の科学、国際公平性、実現可能性からみた日本の中期CO2削減目標」 資料 [PDF/4.2MB] 湯原哲夫 東京大学 サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)特任教授 キャノングローバル戦略研究所 研究主幹 |
15:05~15:35 | 「Looking Beyond the Targets: Capacity Requirements to Achieving Large Scale Greenhouse Gas Reductions in the United States and Beyond」 資料 [PDF/3.7MB] S. R. Connors マサチューセッツ工科大学 エネルギー・環境研究所地域代替エネルギー解析グループディレクター |
15:35~15:50 | 休憩 |
パネルディスカッション | |
15:50~17:25 |
【モデレーター】 【パネリスト】 |
閉会挨拶 | |
17:25~17:30 | 新井 純 (昭和シェル石油株式会社 代表取締役社長) |
注)掲載資料の無断使用・転載・複製は禁止します。
当日の様子
会場全景
龍谷大学/高村教授
フランス国際関係研究所/W.C.Ramsayシニアフェロー
駐日欧州委員会代表部/G.Berends一等書記官
IR3S特任教授/湯原教授
マサチューセッツ工科大学/S.R.Connorsディレクター
国際連合大学/A.S.Herath学術審議官
パネルディスカッションモデレーターの山地教授
パネルディスカッション風景
昭和シェル石油株式会社/新井代表取締役社長による閉会挨拶
プロフィール
高村 ゆかり Takamura Yukari
龍谷大学法学部 教授(国際法・国際環境法)
W. C. Ramsay
フランス国際関係研究所 シニアフェロー
G. Berends
駐日欧州委員会代表部 一等書記官
湯原 哲夫 Yuhara Tetsuo
東京大学 サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)特任教授
キャノングローバル戦略研究所 研究主幹
S. R. Connors
マサチューセッツ工科大学 エネルギー・環境研究所地域代替エネルギー解析グループディレクター
山地 憲治 Yamaji Kenji
東京大学大学院工学系研究科 電気系工学専攻 教授
A. S. Herath
国際連合大学サステイナビリティと平和研究所 学術審議官
武内 和彦 Takeuchi Kazuhiko
国際連合大学 副学長
東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)副機構長
新井 純 Arai Jun
昭和シェル石油株式会社 代表取締役社長