第6回公開シンポジウム - エネルギー持続性フォーラム

シンポジウム

公開シンポジウムは、おかげをもちまして終了いたしました。
講演に関する資料は、以下のプログラムからご覧いただけます。

エネルギー持続性フォーラム　第6回公開シンポジウム
「低炭素地域実現への道すじ」
開催日時：2011年 2月 28日（月）13：00～17：30
会場：丸ビルホール（東京都千代田区丸の内2-4-1丸ビル7階）

趣旨

　国際交渉の場では各国の思惑が交錯し、CO2排出削減の数値目標を合意するにはさらに相当の時間が必要と思われますが、地球温暖化に対する問題意識は世界的な趨勢として確実に高まりを見せています。我が国においても、高い目標を掲げこの問題に取り組もうとしていることはご承知の通りです。そのような中、我々が住む身近な地域においても将来に向けて低炭素化が具体化していくことは、多くの皆様が合意されるところであろうと思います。しかし、その道すじと、行き着く将来の低炭素地域の姿は一つに定まったものではありません。それらは、県、市、市街地や農村でのコミュニティといった異なる地域スケールにおいて、行政、住民、産業等々、さまざまな分野のステイクホルダーの思惑が混ざり合うと共に、物理的、あるいは財政的な側面からの制約や、技術面での新たな可能性の提示の中で決まっていく不確実なものであると考えます。
　では、将来の都市・農村を環境にやさしく、かつ、そこに住む人々の幸せに結びつく持続可能なものにしていくには、この移行のプロセスをどのように取り扱っていくべきなのでしょうか。
　本シンポジウムでは、地方行政をリードする責任者、環境エネルギー政策を考えるNPO代表者、環境経済に関する研究者等が、それぞれの視点から上記問題について講演を行うとともに、講演内容を踏まえたパネルディスカッションを行い、低炭素・自然共生型地域へ向けた道すじのあり方についての提言を行います。

概要

開催日	2011年2月28日（月）13：00～17：30
会場	丸ビルホール（東京都千代田区丸の内2-4-1丸ビル7階）
参加費	無料
定員	300名　※定員となり次第申し込みを締め切らせていただきます。
主催	東京大学サステイナビリティ学連携研究機構（IR3S）
共催	昭和シェル石油株式会社
協力	三菱地所株式会社
お問い合わせ	開催内容についてのご質問は下記までお問い合わせ下さい。第6回公開シンポジウム　連絡担当（株式会社サイマル・インターナショナル内） E-mail：ir3s@simul.co.jp TEL：03-3524-3133

プログラム

開会挨拶
13：00～13：05	花木啓祐（東京大学大学院工学系研究科教授サステイナビリティ学連携研究機構（IR3S）兼任教授）
13：05～13：10	合場直人（三菱地所株式会社常務執行役員）
基調講演
13：10～13：50	「低炭素社会と魅力ある地域づくり」資料 [PDF/3.1MB] 武内和彦（東京大学大学院農学生命科学研究科教授東京大学サステイナビリティ学連携研究機構（IR3S）副機構長）
講演
13：50～14：20	「自然エネルギーによる「第4の革命」」資料 [PDF/2.9MB] 飯田哲也　（環境エネルギー政策研究所所長）
14：20～14：50	「温暖化を経済学で考える」資料 [PDF/1.2MB] 山本隆三（富士常葉大学総合経営学部教授）
14：50～15：20	「美しく、環境にやさしい島づくりプロジェクト～エコアイランド佐渡～」資料 [PDF/8.1MB] 高野宏一郎（佐渡市長）
15：20～15：40	休憩
パネルディスカッション
15：45～17：25	【モデレーター】城山英明（東京大学公共政策大学院教授）【パネリスト】講演者4名ならびに高村ゆかり（龍谷大学法学部教授）資料 [PDF/1.8MB]
閉会挨拶
17：25～17：30	新井純　（昭和シェル石油株式会社代表取締役社長）