シンポジウム
第14回エネルギー持続性フォーラム 公開シンポジウム
『SDGsが目指す持続可能なエネルギー社会』
開催日時:2019年 2月 25日(月)13:00~17:30
会場:丸ビルホール(東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル7階)
趣旨
SDGs(エス・ディー・ジーズ)は、2015年9月の国連サミットで採択された『持続可能な開発のための2030アジェンダ』に記載され、世界が合意した2030年に達成を目指す国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットで構成され、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。国内でも日本政府をはじめ、行政、民間、市民社会が、このSDGsの達成を目標として持続可能な社会づくりに向けて多様な取組を始めています。
この中でゴール7は、『すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する』です。これは、2011年9月に提起されたイニシアティブ『SE4All(Sustainable Energy for All:万人のための持続可能なエネルギー)』の3つの目標(①近代的エネルギーへの普遍的アクセス達成、②世界全体でのエネルギー効率の改善ペースの倍増、③世界全体での再生可能エネルギーのシェア倍増)とも深く関連するものとなっています。
SDGsと同じく2015年に採択されたパリ協定の発効により、温室効果ガスの排出削減に向けて、再生可能エネルギー利用や省エネルギー推進のために、世界各地で技術開発が進み、大規模な投資も行われています。再生可能エネルギー利用は、特定の地域に偏在する枯渇資源と異なり広く分布する自然資本の活用であり、省エネルギーも、社会の隅々で広く実践されるべきものであることから、地域の自然的、社会経済的特質に応じた取り組みを進めることが重要となっています。
本シンポジウムでは、SDGsが目指す持続可能なエネルギー社会のあり方について、国や地域、産業、大学のそれぞれの役割や連携のあり方を踏まえて検討します。再生可能エネルギー利用や省エネルギーの推進は、地域の自然資本の再評価、地域経済の活性化など、さまざまな波及効果をもたらします。そうした効果を最大化する持続可能なエネルギー社会づくりを推進するための取組について、有識者や実務者による講演とパネルディスカッションを通じて議論します。
概要
開催日 | 2019年 2月 25日(月)13:00~17:30 |
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会場 | 丸ビルホール(東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル7階) |
参加費 | 無料 |
定員 | 300名 ※定員となり次第申し込みを締め切らせていただきます。 |
主催 | 東京大学国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S) |
共催 | 昭和シェル石油株式会社 |
協力 | 三菱地所株式会社 |
お申し込み | 下記の「お申し込み」ボタンからお申し込みください。 |
お問い合わせ | 開催内容についてのご質問は下記までお問い合わせ下さい。 第14回公開シンポジウム 連絡担当(株式会社プライムインターナショナル内) E-mail:ir3s@pco-prime.com TEL:03-6277-0127 |
プログラム
開会挨拶 | |
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13:00~13:05 |
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13:05~13:10 |
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基調講演 | |
13:10~13:50 | 『エネルギーはSDGs達成のための金の糸』
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13:50~14:30 | 『コンパクトシティの推進などによるエネルギー効率の改善』
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14:30~15:10 | 『パリ合意とSDGs時代の金融を考える』
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15:10~15:35 | 休憩 |
パネルディスカッション | |
15:35~17:25 |
『SDGsが目指す持続可能なエネルギー社会』 【モデレーター】 菊池 康紀(東京大学国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S) 准教授) 【パネリスト】 上記講演者3名に加え 吉高 まり(三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 環境戦略アドバイザリー部 チーフ環境・社会(ES)ストラテジスト、慶應義塾大学大学院政策メディア研究科 非常勤講師) 藤野 純一(地球環境戦略研究機関(IGES) 都市タスクフォース プログラムディレクター) |
閉会挨拶 | |
17:25~17:30 | 北村 奈美 (昭和シェル石油株式会社 エネルギーソリューション事業本部 ES事業開発チームリーダー) |
注)講演者、講演内容等は事前の予告なく変更することがございます。
プログラム・詳細はこちら
チラシダウンロード [PDF/1.96MB]
プロフィール
(登壇順)
武内 和彦 Kazuhiko TAKEUCHI
東京大学国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S) 機構長・特任教授
井上 俊幸 Toshiyuki INOUE
三菱地所株式会社 開発推進部長
堀江 正彦 Masahiko HORIE
元地球環境問題担当大使、SE4All諮問メンバー(外務省参与・大使)
森 雅志 Masashi MORI
富山市長
河口 真理子 Mariko KAWAGUCHI
大和総研 調査本部 研究主幹
菊池 康紀 Yasunori KIKUCHI
東京大学国際高等研究所サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S) 准教授
吉高 まり Mari YOSHITAKA
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 環境戦略アドバイザリー部 チーフ環境・社会(ES)ストラテジスト、慶應義塾大学大学院政策メディア研究科 非常勤講師
藤野 純一 Junichi FUJINO
地球環境戦略研究機関(IGES) 都市タスクフォース プログラムディレクター
北村 奈美 Nami KITAMURA
昭和シェル石油株式会社 エネルギーソリューション事業本部 ES事業開発チームリーダー