目的とビジョン

「スマートエコアイランド研究拠点」プログラムは、再生可能エネルギーや自然資源を生かした、持続可能な社会モデルの構築を目指します。自然・社会システムの独立性が高い島嶼において、自立したエネルギー利用を促進し、高付加価値型の農林水産業を展開するとともに、新たな地域の担い手の確保を通じて、島嶼全体が自然共生社会となるような、社会システムイノベーションを推進します。

具体的には、太陽光、バイオマス等を含むエネルギーベストミックス戦略とその社会実装の仕組みづくり、スマートユビキタスネットワークを駆使した農林水産物の地域ブランド化と最適販売戦略の策定、および都市と連携した教育型エコツーリズムの推進と、それに伴う雇用基盤、また里山・里海における健康管理システムの構築を行います。

重点課題

  • 地域資源を“強み”とした地域の再生

    科学技術イノベーションの活用による農林水産業の強化
    地域発のイノベーション創出のための仕組みづくり

  • 島嶼において、里山・里海から得られる多様な自然資本を最大限活用した「サステイナブルな自然共生社会モデル」を構築する

    *人間活動と自然環境が調和した持続可能な経済社会

  • スマートユビキタスネットワークを駆使し、下記の3事業を融合させ、“自然共生社会”構築につながる 社会システムイノベーションを引き起こす

    1)エネルギーマネジメント
    2)自然資本ビジネス
    3)人材育成支援